【首こり・肩こり】による辛い症状の原因と具体的な解決策について
みなさん、日々仕事や家事などに追われる中で急なめまいや頭痛を感じたことはありませんか？ そのめまいや頭痛、「肩こり」・「首こり」が原因かもしれません！よく首こり・肩こりの原因は「姿勢が悪い」、「ストレートネック」などと言われることがありますが、そんなことをしらずにいざ首こり・肩こりに悩まされたとき、具体的に何をすればよいのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか？
この記事では、筆者の経験をもとに同じような症状で悩む方の助けになればと思い、具体的にどのようなことをして治療したのかご紹介しようと思います。
めまいのはじまり
始まりは突然でした。普段からスポーツなどで体を動かし、病気の経験もほとんどなかった筆者でしたが、ある日突然、高い耳鳴りとともに体の五感の鈍り、歩く心地を感じない症状(ふわふわめまい)に見舞われました。その時は、全身から血の気が引いていく感覚が強かったため、「血液を回さなければ！」の思いで、必死に歩き回ったのを覚えています。どうやら幸いにも症状が緩やかに治まりはじめ、床でしばらく安静にすることで一旦は症状を落ち着けることができました。
何が悪いのか。。？長い原因調査のはじまり
これまで「めまい」なんて経験したことが無かった筆者はすごく焦りました。病院にも風邪くらいでしか行ったことがなかったので、そもそも「めまい」の症状はどこで診てもらえるかすら思いつきませんでした。その間にも、「めまい」は起こり続け、視界が白くなったり、気を抜くと気絶するような感覚でかなり疲弊していたのを覚えています。この時は、とりあえず脳に問題があることを疑い、脳神経外科へ行きましたが、結果は見当違いの「異常なし」。その後も原因不明のめまいに悩まされながら、2か月で20以上もの病院を回りましたが、原因は特定できませんでした。。参考までに、以下が簡単な診断結果です。
- 脳神経外科：異常なし
- 内科 ：耳鼻科を勧められる
- 耳鼻科 ：たぶんメニエール病 (治療するがめまい改善せず)
- 脳ドッグ ：異常なし
誤診を疑いセカンドオピニオンを繰り返し探し続けましたが、結果は何も変わりませんでした。何がおきているのか、全然わからず、根本の症状が改善していない中で様々な症状が併発してきました。
- 慢性胃炎
- 過敏性腸症候群
- メニエール病
- 逆流性食道炎
- 意味不明の息苦しさ(深呼吸ができない) ※過呼吸の症状を引き起こすらしいです。
ここまで症状が増えると、どの病院に行けばよいのかも分からなくなり、原因の特定が極めて困難になりました。
原因の特定
最終的には、複数のつらい症状と併せて、鈍い首の痛さを感じるようになっていました。首も辛い。。。とりあえず首の治療はできないものかと治療院を探している中、「めまい」は首こりの可能性があると公言している脳神経外科の病院を見つけ、急いで予約し病院へ向かいました(実際予約がとれたのは約2週間後)。その結果・・・
「首こりが原因で血流が悪くなってますね。頸椎版ヘルニアにもなりかけてますね。電気治療でコリをほぐせば改善すると思います。」とのことでした。
ちなみに、首こりは副交感神経にも異常を与えるらしく、それが原因で胃腸系やその他にも様々な症状を引き起こす場合があるとのことでした。また何度もMRIを撮りましたが、脳ではなく首に異常があったため、これまでわからなかったというわけです。
症状の改善
実は筆者、平日は会社で働いていることもあり、電気治療は基本的に土曜日しか通えませんでした(同じような方もいらっしゃると思います)。通い始めたころは、急激な改善は見られませんでしたが、1か月ほど通ったころから、ついに！！！症状が軽くなってきたことを覚えています。ただ、治療院の方には、週に３～４回通わないとかなり時間がかかりますよと言われた通り、筆者の場合はめまいがほぼほぼ無くなるまで約1年かかりました。
筆者みたいにならないために
症状が軽いうちにこの記事を見ていただいてほしいのですが、今回筆者が経験から学んだ下記について、ぜひご参考いただければと思います。
- 「めまい」で脳に異常がなかった場合、「首こり」「肩こり」を疑う。
- 肩こりや首こりを甘く考えない。若いから大丈夫というものでもない。(筆者が経験したのは25歳のころです)
- 日常から気を付ける。 (姿勢良く！寝具なども自分にあっているか？首肩に少しでもコリを感じたら必ず定期的にストレッチすること！)
最後に補足
筆者は今回の「めまい」解決に向けて未だにいろいろと気を付けています。通院は当然ですが、自分で気を付けることでかなり改善できた要因を以下に挙げますのでご参考までに。
- 寝具 (高反発のベッドに変更。 自分の首に合う低い枕を購入 ※筆者はストレートネックなので、低い枕が丁度良く感じました)
- 肩こり解消グッズ (会社・自宅に大量の肩こりグッズを配備 ※だいたい一か所がよくなるとほかの個所が悪くなるため、それぞれ用途が異なります。)
- バッグをリュックに変更。(要は、首・肩の負荷を考えて、持ち物も変えました。)
- 様々なストレッチを覚えて、コリにくい体を作る。(一番効果があった気がします)
※ちなみに、筆者は今回の「めまい」対応で数十万円使いました。また、併せて肩こり・首こりを甘く見てはいけないことを身に染みて理解することができました。繰り返しにはなりますが、みなさまも同じことにならないようにご参考いただけると嬉しいです。次回は筆者おすすめの製品をぜひ共有しようと思います。
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